私は夕食後の子供のお風呂と寝かしつけを担当しているのですが、先日、子供の寝かしつけについて妻とケンカになってしまいました。
原因は子供の寝かしつけ時の私の行動。
全面的に私が悪く、自分のしていた行動にとても反省をしたので、今回はその出来事を忘れないように教訓として文字に残しておこうと思いました。
子供の寝かしつけを担当している世のパパは、私と同じ行動をしてしまっていないか、ぜひチェックして今後に活かしていただければと思います。特にスマホいじりをしてしまっているそこのパパさん達、それって子供との大切なコミュニケーションの時間を台無しにしていますよ!
子どもの寝かしつけまでの流れ
私が帰宅してから寝かしつけまでの流れは次のようにしています。
(記事執筆時点で上の子:1歳8ヶ月、下の子:4ヶ月)
- ママ(妻)が入浴する。その間にパパ(私)は子供と絵本を読んだりして遊ぶ
- ママが体を洗い終わったら下の子を浴室に連れて行き、ママが下の子の体を洗う。その間にパパが上の子の服を脱がせて、一緒に浴室に入る。
- パパと上の子が入ったタイミングでママは下の子を洗い終わるので、ママと下の子は湯船に入る。
- パパが下の子の体を洗う。洗い終わったらパパが体を洗う。その間にママと下の子は浴室を出る。ママは下の子にベビークリームを塗って服を着せ、ミルクを飲ませる。
- 上の子とパパが湯船に入る。歌を歌ったりおもちゃで遊んだりする。
- 上の子とパパが風呂から上がり、パパはベビークリームを塗ってパジャマを着せる。
- パパと上の子は寝室に移動。
- ママがミルクを飲み終わった上の子を寝室連れてくる。
- パパは上の子が寝るまで寝室にいて寝かしつけ。
私の役割は主に上の子の、①お風呂、②着替え、③寝かしつけ です。
子供の寝かしつけ時に行っていた事
掛け布団をかけて寝かせようとするのですが、始めはテンションが高くなっており、すんなり寝てくれる事はまずありません。そのため大きくは次のような流れで行っていました。
- 子供と横になって抱きしめながらイチャイチャする。体をトントンと叩く。
- ぼーっとし出したところでスマホを開いて英単語の勉強(エクタンというアプリで1日50単語)。
- 英単語が終わった頃に子供が眠そうになるので引き続き体をトントンと叩く。
- もう少しで眠るかなというところでスマホでゲーム(キングダム)やニュースを閲覧。
- 寝入ってもすぐに離れると起きてしまうため、しばらく傍にいてさらに眠りにつくのを待つ。この間もスマホ。
- 寝息が深くなったらゆっくりと離れる。
上の子は始めはテンションが高いのですが、しばらくすると比較的落ち着いてきて、体をくっつけながら寝ようとします。スマホは子供からは操作している姿が見えない場合(自分とは反対側を向いていたり、目を閉じていたりする場合)にのみ行うようにしていました。
この辺は子供の寝かしつけを担当している他のパパもわりとやっているのではないかなと思います。
子供の寝かしつけに対する考えが変わったきっかけ
で、事件が起こります。
いつものように寝かしつけをしていたのですが、子供が寝たあともしばらくスマホでネットを見ていました。夢中になってしまっていたところに妻が「まだ寝ない?」と部屋に入ってきました。私が戻ってこないのはスマホをやっていたためという事を知ると、妻は無表情になってリビングに戻ってしまいました。
あっ・・・・・
怒らせてしまいました。
妻の作業への考慮が疎か&子供への対応もダメダメだった
リビングに戻ると色々と妻から言われました。
- 寝かしつけっていっても、子供の隣で横になってスマホいじってるだけじゃないか。私はその間に夕食を作ったり、部屋に散らばったおもちゃを片付けたりと色々している。子供が寝たらスマホいじりをしていないで、手伝ったりしてくれてもいいんじゃないか。
- 今まで子供が寝てからスマホをずっといじっていたのか?こっちは色々準備して一緒に夕食を食べようと待っているのに・・
- 仕事から帰ってスマホを見たいのも分かるけど、もっと子供を見て欲しい。
- 子供は今しかないんだよ。すぐに大きくなるんだよ。大きくなってパパ嫌いってなるのなんてあっという間だよ。
- 子供は、パパがスマホばっかりやって自分を見てくれていないっていうこと、ちゃんと分かってるよ。
- 子供だからって下に見てない?私は対等に接するようにしているよ。この子はいずれ私たちを超えていく存在だよ。
- 子供と接する時間って、平日だと朝の少しの時間と、帰ってからのお風呂と寝かしつけ時ぐらいしかないんだよ?分かってる?もっとその時間を大切にしてほしい。
子供が寝た後にいつもスマホいじりをずっとやっていたかというとそんな事はないのでここは反論しましたが、それ以外は反省しかありません。
その日、妻はいつものように夕食を用意してくれていましたが、妻は食べずに先に寝てしまいました。(後日仲直りしました)
猛省と寝かしつけに対するの改善
妻からの指摘は考え方を変えるきっかけで、言ってくれた事に感謝しています。私も反省して考え方を改めました。
妻の指摘前の子供の寝かしつけへの考え方
子供は一人で寝室で寝れないので(泣いてしまう為)、眠るまで一緒にいてあげるという感覚でした。なので、子供が寝るまでは傍にいて待っているものと考えていたので、
子供が寝るまでの間の時間をどう有効に使うか
というのが一番の焦点になってしまっていたように思います。
「子供と触れ合うのは子供が起きているとき」という考えだったので、「寝かしつけの時も子供と触れ合う時間である」という感覚が少なかったように思います。いかに早くスムーズに寝かせるか、そのためには子供に余計な刺激を与えないように私は空気になろう。空気になってボーっとしているだけでは退屈なので、ネットでニュースを見たりして情報をインプットしよう、そんな感覚だったと思います。
子供が寝入ってしばらくしてもネットに集中してしまっていた部分もあったと反省です。
妻の指摘後の子供の寝かしつけへの考え方
平日仕事をしていると、子供とのふれあいの時間は大きく限られてしまいます。妻からの指摘にあった通りで、私の場合は
- 朝の着替え、ご飯(40分)
- 妻の入浴中(30分)
- 子供との入浴、入浴後の着替え(30分)
- 寝かしつけ時(30~60分)
ぐらいしかないんですね。とても少ない。
この少ない時間の中で、寝かしつけを「自分のためにどうするか」「時間をどう有効に使うか」という思いで過ごしていてはとても勿体無いと、遅れながら気づきました。
子供はあっという間に成長していきますので、その一瞬一瞬の大事な瞬間を見逃してしまいますね。
そしてもう一つ。寝かしつけの後は妻との大事な2人だけの時間であるということを忘れない。
育児の中ではどうしても子供中心の生活となります。妻との時間が取れるのは、子供を寝かしつけた後の夕食時~就寝時に限られます。
私が子供の寝かしつけをしている間、妻は色々としてくれていますので、その時間を確保できるように、まずは寝かしつけ前にできる事はやろうと思います。
私の場合は「絵本の片付け」。妻が入浴中に子供に絵本を読んであげたりおもちゃで遊んだりしているのですが、出しっぱなしで寝かしつけに進んでいました。部屋はおもちゃや絵本が散乱した状態です。
まずはここを改善して、寝かしつけ前に絵本を片付けようと思います。おもちゃのお片づけは子供と一緒に遊びながら行って、部屋をきれいにした状態で寝室へ行こうと思います。
そして、子供が寝入ってしばらくしたら、いい加減を見極めてスマホでネットサーフィンはやらずにリビングに戻るようにします。早すぎると子供が起きてリビングまで来てしまうので難しいところではありますが、夫婦の時間をとれるようにベストなタイミングをこれからも探っていこうと思います。
妻も平日はスマホを極力触らないようにして子供たちに接してくれています。夕食後の少し落ち着いた時間でお互いにやろうと思います。
これから子供の寝かしつけ時にやろうと思うこと(やっていること)
子供の寝かしつけというと、子供が寝るのを「待つ」という感じが私は強いのですが、ここはあえて逆に「攻め」に転じてアグレッシブ寝かしつけをやっていこうと思っています。
絵本を読んであげる
早く寝て欲しいというのと、暗い中で絵本を読むと目が悪くなるかなという思いがあったので絵本を寝室に持ち込まないようにしていたのですが、これからは寝る前に絵本を読んであげるようにしました。どうせ寝室に行っても娘はすぐに寝てくれませんので、大好きな絵本を読んであげます。
最近は、「おやすみなさーい」という言葉で終わる、おばけのばあという絵本を固定で読み聞かせるようにしています。
本記事の投稿時点で娘は1歳8ヶ月で、少しずつ言葉も覚えて口に出すようになってきました。簡単な絵本であれば暗記しているようなので、私が読むのと合わせて一緒に声に出して読んでくれます。
「おやすみなさーい」で娘をゴロンと横にして、ねんねしようね、と誘導します。
とはいえ、1回ですぐに寝てくれる訳はなく、絵本を読んでとせがんでくるので、再度読み聞かせます。早いときは1回で横になってくれますが、多いときは6回ぐらい読まされます。それでも子供との関わりあいの時間ということで、とても貴重だなと感じています。
寝る前の絵本の読み聞かせはまだ始めたばかりですが、娘から「パパと寝るのが楽しい」とそんな風に後々言ってくれるようになったら最高ですね。
子供専属の寝かしつけのプロになる
子供をいかに早く寝かせるかにも挑戦していこうかと思います。「寝る」のは子供ですが、そこに導くサポートをパパがうまく行っていこうと思います。
よくよく考えると、寝かしつけ時に子供に睡眠を誘うために「トントン」と軽く叩くのは良く行われますが、叩く以外にも色々な方法や変えれそうな点があることが分かります。
- どう触れ合うのか(ポンポンと軽く叩く、体をさする、など)
- リズムやテンポ(ゆっくりがいいのか、早くがいいのか、定期的がいいのか、ランダムがいいのか)
- 体の部位(どこを叩いてあげるのか)
- 強さ
- 眠気度合いによって変えたほうがいいのか
自分の子供がどれを好むのか、前はこれで寝てくれたけど今はこれに変わったな、といった変化も楽しんでいきたいと思います。
子供の様子を観察する
子供はかわいいの一言ですが、かわいい以外の変化も見て行きたいと思います。
- ここにできものができているな
- ここに引っかき傷ができちゃったな
- まつげが長いな
- 髪の毛ふさふさだな
- こんな言葉も覚えたんだな
見ようと思わないと気付けない変化もあるかもしれません。ただでさえ毎日成長しているので、その1つ1つを見逃さないように、寝かしつけ時に観察していくと、寝かしつけも楽しくなりますね。
まとめ
子供の寝かしつけについての、私の反省と今後のアクションをまとめてみました。
寝かしつけは子供の変化をじっくり見れる時間でもあるので、その時間を大切に、もっと有意義に使って行きたいと思います。